終了症例の振り返り会を開催しました
- 2026年9月29日
- 活動報告
終了症例の振り返り会で「次にできること」を考える
アンド訪問看護ステーションでは、同じ医療法人のアーチクリニックと合同で、終了症例の振り返り会を行いました。
患者様が亡くなられた場合や、入院・転居などによって在宅での診療や支援が終了したケースを振り返り、「次に同じような場面があったとき、私たちに何ができるだろう」とみんなで考えるための次に繋げるための会です。

アーチクリニックとアンド訪問看護ステーション合同の振り返り会の様子
支援が終わった後だから見えること
訪問看護では、利用者様やご家族様と相談しながら、その時々で必要な支援を考えています。
そのときは最善だと思ったことでも、時間が経ってから振り返ると、もう少し早く伝えられたことや、ほかにも提案できたことがあったのではないかと気づくことがあります。
ご家族が「あのとき、こうしていればよかったのではないか」「本当にこれでよかったのだろうか」と考える気持ちは、看取りを終えた後も長く残ることがあります。
今回の会では、ご家族の介護負担が大きくなったときに、どのような説明や声掛けができたか、看取り後に残るご家族の思いに私たちがどう寄り添えるかについて話し合いました。
終了症例の振り返り会を通して見えたこと
今回の振り返り会には、訪問看護師だけでなくクリニックから医師や看護師、事務職、ドライバーなど、さまざまな職種が参加し、所属や職種に関係なく一つの症例について意見を交わすことができました。
医療者には病気の経過として理解できる変化でも、ご家族には急な出来事と感じられることがあります。
「自分が家族だったらどう感じるか」
「この説明で安心できるだろうか」
医療職以外の職員から出る率直な意見にも、私たちが気づかされることがたくさんあります。
参加した職員からは、
「医療者とご家族の受け止め方の違いについて考える機会になった」
「医療職以外の意見ももっと聞いてみたい」
「難しいテーマだけれど、今後も考えていきたい」
「訪問看護が日々の関わりの中で感じていたことを、さらに共有してほしい」
といった感想がありました。
今後も終了症例の振り返り会を重ね、一つ一つの症例から得た気づきを、利用者さまやご家族への支援につなげていき、法人の理念である「最期まで望む生き方ができる街にする」に少しでも近づけるよう、これからも職員みんなで考えていきたいと思います。
